こんにちは。中浜です。
先日、「スーラージュと森田子龍」の二人展がかなりいいと友達から聞き、兵庫県立美術館へ妻と行きました。
他にも「キース・ヘリング展」も開催されていましたが、それらには目もくれず、一直線に「スーラージュと森田子龍」展へ。
結論から言うと、とてつもなくよかった。毛筆の流れ、墨のかすれ、圧倒的な直線の交わり、静かに鑑賞しなければならない美術館で、妻とおもわず感嘆の声をあげてしまいました。
そして、作品の雰囲気を最大限に引き出す兵庫県立美術館の展示方法もすばらしく、作品の前で圧倒され、皮膚の表面がビリビリするような感動に襲われました。人が少ない平日に行けたことも幸運でした。
作品を一望できる椅子に座り、空間まるごとその作品を味わえる。まるで、中浜と妻と作品だけがその空間にいるような(実際そうなのだが笑)、贅沢な時間を堪能しました。
ちなみに、森田子龍氏の作品は阪急宝塚線清荒神駅にある「清荒神清澄寺」所蔵とのこと。
調べてみると、清荒神清澄寺には「鉄斎美術館」があり、森田子龍氏は富岡鉄斎氏の作品研究のために清荒神清澄寺と交流があったようです。森田子龍氏の特別展がある際は、足を運んでみようと思います。
兵庫県立美術館の今後の展示も興味深く、絵画にアニメ、グラフィックデザインなど多種多様です。
その中でもデザイナー「石岡瑛子」氏の特別展も興味深い。
確か、2021年だったか…テレビ東京「新美の巨人たち」で「石岡瑛子」氏の特集が放送され、パルコや資生堂のポスターのカッコよさにビリビリと刺激を受けたことを思い出しました。
あの時は東京での展覧会に行けなかったが、今回は行けそうだ。