こんにちは。中浜です。
阪神間モダニズムの一つ、宝塚ホテルが老朽化のため今年の3月に閉館し、5月14日宝塚大劇場横へ移転開業します。私も妻も宝塚ホテルには何度かお世話になったため、閉館前にもう一度行こうという話になり、先月行ってまいりました。
阪急今津線の宝塚南口駅を出てすぐという好立地。エントランスは天井が高く、きらびやかなシャンデリアの真下に花が飾られており、また宝塚らしい香りでもって我々を出迎えてくれます。
私は親族の結婚式と仕事の関係で利用したことがあり、妻は宝塚ファンの友人と食事や喫茶の利用をしたそうです。二人とも最後に訪れてから数年は経過していますが、以前と変わらない雰囲気で安心しました。
まず最初にティーラウンジ・ルネサンスで喫茶を利用。ここも天井が高く、数々のシャンデリアが非日常を演出。互いに宝塚ホテルとの思い出を語りながらゆっくりと過ごしました。
次にフロアをぐるりと散策。ホテルの細かい意匠に関心しながら2階も見て回りましたが、個人的にルネサンスと中庭の間の廊下に施された緑色のタイルに心惹かれました。妻はロビーの横にあるショップでアップルパイを購入。
そして二人とも入ったことがないビアレストラン・ビアケラーで食事をしましたが、妻も私も「ポークカツレツサンドイッチが美味しかった」と意見が一致(笑)ここも天井が高く、窓のデザインが印象的で雰囲気のある素敵なお店でしたが、建物の老朽化が目に見えてわかる部分もあり・・。残すも壊すも何が正解かわかりません。しかしここで過ごしたひとときはいつまでも大切に、我々の中に残ります。